テニスな日々

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コーチのいない練習会で上達することの難しさ

テニスベアやテニスオフ等で練習会が数多く開催されておりますが、やはり、コーチのいない練習会で上達するのは難しいと最近改めて思いました。

その理由は、①練習の質が保たれない、②問題点を修正することが難しい、③質の高い球出し練習ができないからです。

まず①につき、コーチがいる練習会では、コーチと打つ時間があるので、少なくともその時間は確実に意味のある練習になりますし、また、コーチが練習のテーマをしっかりと設定してくれるので、目的のある練習が行えます。

しかし、コーチがいない練習会の場合、他の参加者のレベルにより、練習の質が大きく左右されてしまうので、場合によってはあまり意味のない練習になってしまう可能性があり、また、練習目的も曖昧になりがちです。

次に②につき、自分のプレーを自己で修正するのは、他人に自分のプレーを見てもらい修正するよりも格段に難しいです。

そのため、コーチのいない練習会では、自分のプレーを修正できないどころか、悪い癖がついてしまう可能性があります。

この問題は自分のプレーを動画で撮ることにより、解決することが可能ですが、多人数が参加する練習会において自分のプレーを動画に撮ることはなかなか難しいでしょう。

最後に③につき、球出し練習は球出しの技術が必要なため、コーチがいない練習会ではしっかりとした球出し練習ができません。

球出し練習は全ての練習の基礎であり、プロ選手も必ず行うほど重要な練習です。

したがって、質の高い球出し練習を行えないことは、上達する上で大きなデメリットだといえます。

以上のようにコーチのいない練習会には多くの問題点があるため、もし本気で上達したいと考えているのであれば、スクールに通う、プライベートレッスンを受ける等、コーチのいる環境で練習を行うことを強くおすすめします。