テニスな日々

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テニススクールに復帰して感じたこと

テニスベアやテニスオフ等、スクールに通わなくてもテニスができる環境が充実してきたことにより、スクールを辞めて、テニスベアやテニスオフだけでテニスをしている人はかなり多いように思われます。

実際私も、通っていたスクールを辞め、テニスベア、テニスオフの練習会をメインにしていた時がありました。

しかし、スクールを辞めると、球出し練習をする機会が皆無になる、フォームのチェック、修整を誰もしてくれなくなるというデメリットが生じます。

このデメリット、最初のうちは大したことないと思っていましたが、球出し練習は、全てのショットの基礎であり、打ち方を変えようと思った場合、球出し練習からやり直さないと根本的な解決にはならず、また、フォームチェックは、自分で動画を撮ることでも可能ですが、やはり自分より上手い第三者の視点でチェックしてもらうのと、自分でチェックするのではチェックの精度が大きく異なることから、思った以上にスクールを辞めることのデメリットは大きいと実感しました。

そのため、私はしばらく休会していたテニススクールに復帰しました。

テニススクールに復帰して感じたことは、①球出し練習の重要性、②ストレスなくテニスできる、③コーチのレベルが高い、です。

球出し練習はラリー練習よりも、スイングやフットワークの細かい点を意識して練習ができるのでやはりどのレベルでも上達するためには必須だと感じました。

そして、スクールはラケットとシューズだけ持っていけばテニスができますし、予定が合わなければ日程をずらすこともできます。

加えて、練習メニューもコーチが決めてくれ、ボールの量、状態共に必要十分なため、ノーストレスでテニスができます。

あと、やはりコーチはレベルが高いですね。

テニススクールのアシスタントコーチレベルならともかく、メインコーチレベルの人とスクール以外の場所でプレーする機会はほぼないので、コーチと打ち合えることに大きな価値を感じました。

テニスベアやテニスオフでテニスをすれば確かに安上がりですが、上達という点を考えればスクールに通った方が近道のように思います。

もっとも、テニススクールでのみテニスをしていると、練習と試合のギャップが大きくなるというデメリットも生じます。

テニススクールはだいたい基礎練習が7割、形式練習、ゲーム練習は残り3割くらいです。

そうなると、必然的に試合経験が不足するため、練習では打てるのに試合では打てないという事態が生じます。

一方、スクールに通わずにテニスしている人は基礎練習よりも試合の比率が高いことが多いため、試合と練習のギャップがあまり生じません。

そのため、ある程度の段階までは、スクールに通っていない人の方が試合では強いことが多いです。

ただスクールに通っていないと技術の向上が頭打ちになるため、やはりスクールに通い技術を向上させた上で、草トー等で試合経験を増やし、練習と試合のギャップを埋めるのが良いと私は思います。