テニスな日々

テニスブログです

都営コートの予約システムが変わりました

2024年4月利用分から、都営コートの予約システムが変わりました。

今までは、窓口に直接行って利用者登録をしなければ、都営コートの予約ができなかったのですが、新システムでは、窓口に行くことなく、ネットで利用者登録が可能となりました。

また、クレジットカードによる料金の事前決済ができるようになったことも大きな変更点です。(今までは、有明、大井を除き、ナイター利用の場合は現金決済のみでした)

このようなシステム変更により、都営コートの予約は格段にハードルが下がりましたので、今まで自分でコートを取るのは難しいと思っていた方もぜひコート予約にチャレンジして欲しいと思います。

 

テニススクール上級昇格までのロードマップ

テニススクール上級に昇格するまでに必要な練習時間は、1000時間〜2000時間だと思われます。

レッスン1回90分のスクールに通っているなら週一で20年ほど、週二で10年ほどかかる計算です。

この年数が長いと感じる方も多いと思われますが、テニスは生涯スポーツですし、長い時間をかけて上達を楽しめると考えれば、むしろ時間がかかるのはプラスであるともいえます。

では逆に、短期間で上級に上がりたいと思った場合はどうすればよいでしょうか。

その方法として考えられるのは、①練習時間を増やす、②練習の質を上げる、③練習時間を増やし練習の質を上げる、という3つの方法です。

まず、練習時間を増やすというのがもっともシンプルな方法です。

週一回スクールに通っているのであれば、スクールの回数を増やす、スクール外でテニスをする等して、練習時間を増やせばその分上達のスピードは速くなります。

また、少人数で練習すれば、より多く球を打つことができるので、練習効率はさらに上がります。

次に練習の質を上げることも上達のスピードを上げる上では重要です。

例えばマンツーマンのプライベートレッスンであれば、練習時間の全てを自分の上達のために使えるので、練習の質はグループレッスンより数段上です。

また、グループレッスンを受けるにしても、一つ一つの練習にしっかりとした目的意識を持って取り組むことで、ボールを打つ意味が明確になり、練習の質が向上します。(日本の男子トッププロの西岡良仁選手はジュニアの頃から、一球一球明確なイメージと目的を持ってボールを打っていたそうです。)

そして、質の高い練習を長時間行えば、最速で最高の結果を得ることが可能となります。

ただ、練習の質と量を両立させることは、なかなか難しいので、まずは量を増やし、そこから少しずつ質を上げて行くのが良いでしょう。

そうすれば5年程度でスクール上級に上がることも決して難しくはありません。

頑張って下さい!

 

 

 

 

テニス業界について思うこと

某草トーの主催者のYouTubeでの発言によって炎上騒ぎが起こっているようですね。

自分は参加者でも関係者でもないのでこの件についての発言は控えますが、テニス業界があまり良くない体質なのは何となく分かります。

公営コートで堂々とスクール行為を行なう野良コーチ、明らかに高い金額で中身のないイベントを行なう元プロ、集客する気があるのかないのか分からない大会運営者、等々。

もちろん、真っ当に頑張っている人達もたくさんいることは知っています。

特にテニススクールはどこも必死に頑張っていると思います。

しかし、業界全体としての印象があまり良くないのは確か。

全日本ジュニアやインターハイ、インカレ等で良い成績を納めても、テニスをやめてしまう人が多いを今まで不思議に思っていましたが、おそらくテニスに関われば関わるほど、テニス業界の嫌な部分を見てしまうのだろうなと、今回の炎上を通じて思うようになりました。

体質改善を強く望みます。

 

テニスボールの値上げ再び

2024年1月9日から一部メーカーのテニスボールの値段が改定されるみたいですね(ウインザーラケットショップ店頭にて確認)。

今回ボールの値段が上がるのは、ヨネックス、テクニファイバー、ヘッドの3社のようです。

いずれのメーカーも1割程度値段が上がり、ウインザー店頭では500円台だったヘッドの練習球(ヘッドプロ)も600円台になります。

つい2年前は400円台で買える練習球もあったのに今や600円台が当たり前、テニスボールの高騰はいつ止まるのでしょうか。

2024 1.15 追記

ゼビオ、アルペン、ヒマラヤでは、ヘッドプロが500円台でまだ買えます。

 

コーチのいない練習会で上達することの難しさ

テニスベアやテニスオフ等で練習会が数多く開催されておりますが、やはり、コーチのいない練習会で上達するのは難しいと最近改めて思いました。

その理由は、①練習の質が保たれない、②問題点を修正することが難しい、③質の高い球出し練習ができないからです。

まず①につき、コーチがいる練習会では、コーチと打つ時間があるので、少なくともその時間は確実に意味のある練習になりますし、また、コーチが練習のテーマをしっかりと設定してくれるので、目的のある練習が行えます。

しかし、コーチがいない練習会の場合、他の参加者のレベルにより、練習の質が大きく左右されてしまうので、場合によってはあまり意味のない練習になってしまう可能性があり、また、練習目的も曖昧になりがちです。

次に②につき、自分のプレーを自己で修正するのは、他人に自分のプレーを見てもらい修正するよりも格段に難しいです。

そのため、コーチのいない練習会では、自分のプレーを修正できないどころか、悪い癖がついてしまう可能性があります。

この問題は自分のプレーを動画で撮ることにより、解決することが可能ですが、多人数が参加する練習会において自分のプレーを動画に撮ることはなかなか難しいでしょう。

最後に③につき、球出し練習は球出しの技術が必要なため、コーチがいない練習会ではしっかりとした球出し練習ができません。

球出し練習は全ての練習の基礎であり、プロ選手も必ず行うほど重要な練習です。

したがって、質の高い球出し練習を行えないことは、上達する上で大きなデメリットだといえます。

以上のようにコーチのいない練習会には多くの問題点があるため、もし本気で上達したいと考えているのであれば、スクールに通う、プライベートレッスンを受ける等、コーチのいる環境で練習を行うことを強くおすすめします。

花川祭2023に参加してきました

花川祭は静岡県の浜松にある花川運動公園テニスコートにて毎年行われているテニスイベントです。

現役プロ選手と打ち合える貴重なイベントなので今年も参加してきました。

感想としては、確かに楽しいイベントなのですが、少し残念な点もあったかなという感じです。

・残念だった点①空気が抜けたボールが多かった

今まで参加した時は気にならなかったのですが、今年は明らかに空気が抜けてベコベコのボールが多く混ざっていました。

ラリーの時は、プロ選手がなるべく状態の良いボールを選んでくれたようですが、球出し練習の時は本当にボールがベコベコで、うーん…という感じでした。

まあ参加者が多く、大量にボールが必要となるイベントなので仕方ない面はありますが、もう少し状態の良いボールを使って欲しかったです。

・残念だった点②抽選会がグレードダウン

プレゼントの数がかなり少なくなっており、当選者の数が大幅に減りました。

今までは体感的に三分の一くらいの確率で何かが当たるかなり当選確率の高い抽選会だったのですが、今年はプレゼントの数が少なく(20くらい)、例年に比べ当選確率が大幅に下がったように思われました。

・残念だった点③全体の盛り上がりがイマイチ

バモス体操で声を出す人も少なく、なんか全体的に盛り上がりに欠けました。

エキシビションマッチやトークショー等があった年は、アシスタントのコーチ、スタッフ含め、全体で盛り上げるぞという雰囲気があったのですが、今年はそれがなく残念でした。

小倉プロと久見プロがいなかったら本当にヤバかったと思います。

・総括

来年も今年のような感じなら、よほど好きな選手が参加しない限り、パスかなあと。

昨年までは自信を持っておすすめできるイベントだったので残念です。

 

 

 

プロ選手が開催しているレッスンイベントについて

テニスベアやテニスオフにおいて、プロ選手が主催し開催しているレッスンイベントを見かける機会が多くあると思います。

私もそのようなレッスンイベントに多く参加してきましたがはっきり言ってプロ選手のイベントはかなり割高です。

1面6人までで参加費が2時間で5000円ほどであれば適正だと思いますが、プロ選手のイベントのほとんどが1面8名以上で5000円以上の参加費なので、スクールに比べてもかなり割高と言えます。

また、プロ選手はコーチングのプロではないので(S級エリートコーチなどのライセンスを持っているプロの方もいるので一概には言えませんが)、コーチングが必ずしも上手いとは言えず、ともすれば、スクールのレッスンよりも効果が薄い可能性があります。

そうすると、プロ選手のイベントの価値はプロ選手とのヒッティングがメインということになりますが、プロとヒッティングできる時間は1面8名ならせいぜい5分ほどで、5分に5000円以上払うと考えるとやはり割高と言えるでしょう。

もし、プロ選手のイベントに参加したいと考えているのであれば、一度SNS等でプライベートレッスンをしているかどうかの問い合わせをしてみることをおすすめします。

経験上、イベントを開催しているプロ選手はプライベートレッスンを実施している場合が多いので、プライベートレッスンがよほど高額でない限り、イベントレッスンよりもプライベートレッスンを受けたほうが、費用対効果は高いです。