テニスな日々

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テニスボールの耐久性を徹底比較:実際に使って分かった練習球・試合球の耐久性とおすすめボール

はじめに

これまで、テクニファイバー、ヨネックス、ヘッド、ダンロップウイルソン、バボラと、主要メーカーのプレッシャーボールを試合球を含めて一通り使ってきました。今回は、その中でも「耐久性」にフォーカスして、実際に使用した感触からまとめてみたいと思います。

ヘッドプロ:打感は抜群、ただし耐久性は低め

練習球として最も空気圧の低下が早いと感じたのはヘッドプロです。
開封直後の打感は非常に良く、軽く飛んでくれるのでマッチ練習やゲーム練習に最適ですが、空気圧の低下が早く、ラリー練習用としては3週間が限界だと感じました。

ダンロップ セントジェームス&プレミアム:ボールの空気圧低下よりもフェルト劣化が先

次に空気圧の低下が早いと感じたのはダンロップ セントジェームスです
ラリーボールとして使用可能期間は約1ヶ月程度ですが、空気圧よりもフェルトが先にダメになる(もこもこになってしまう)ことが多い印象です。

上位モデルのセントジェームス プレミアムは、通常モデルよりやや耐久性が高く、ラリーボールとして1ヶ月半程度使えました。

ただ価格差程の優位性は感じないというのが正直名感想です。

高耐久ボール:テクニファイバーNFXとダンロップHD

耐久性の面で最も優れていたのは、テクニファイバーNFXダンロップHDです。
いずれも2ヶ月半程度ラリー用として使え、空気圧の減りも非常にゆるやか。
ただし、どちらも打感が硬めなので、軽い打球感を好むプレーヤーには合わないかもしれません。

特にダンロップHDは開封したての打感が非常に硬いです。

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打感とのバランスで選ぶなら:テクニファイバーcourt、ヨネックスtour

NFXやHDが硬すぎると感じる場合は、やや柔らかい打感のテクニファイバーcourtヨネックスtourがおすすめです。
どちらもラリーボールとして2ヶ月ほど使用でき、打感と耐久性のバランスが良好です。

ただ一般的な試合球と比べると打感は固く感じるため、試合前は別途試合球を用意する必要があると思います。

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試合球の耐久性について

各メーカーの試合球の寿命は概ね2週間程度が目安ですが、例外的にウイルソンの試合球は空気の持ちが非常に良く、2ヶ月近くラリーボールとして使用可能でした。
ただしフェルトが先に劣化し、使用感がかなり変わるので、長期の利用はおすすめできません。

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用途別おすすめボールまとめ

用途 おすすめボール 特徴
サークルや部活等、大量のボールを使う場合 テクニファイバーNFX、ダンロップHD 空気圧が長持ち、2ヶ月以上使用可
少人数の練習会での使用 テクニファイバーcourt、ヨネックスtour 柔らかめの打感、2ヶ月前後使用可
マッチ練習がメインの場合 ヘッドプロ、各社の試合球、参加する試合の使用ボールがフォートである場合はダンロップセントジェームス、セントジェームスプレミアム 開封直後から打感が良い、ラリーボールとしての使用は1ヶ月が限度

まとめ:自分のプレースタイルと用途に合ったボール選びを

テニスボールは、プレースタイルや用途(ラリー練習・マッチ練習・試合など)によって最適解が変わります。
打感・耐久性・コストを総合的に見て、自分に合ったボールを見つけてみてください。